看護師が特養への就職を考えている場合、気になるのが面接でどのようなことを聞かれるかではないでしょうか。面接時はとかく緊張しがちなので、前もって質問されることを予想しておくことで、気持ちを楽にして面接に臨めます。
面接の最初の段階で聞かれるのがこれまでの経歴や経験に関することです。自己紹介についてはこれまでの経歴をできるだけ簡潔にまとめて1分以内で話せるようにしておきましょう。長所や短所に関する質問もされることが多いです。コミュニケーションが得意だとか、人見知りの傾向があるとかいったことを話しましょう。
次に聞かれるのがなぜこの施設を選んだのかということです。例えば施設の方針で気に入ったことなどを伝えるようにしてください。看護師の場合、どうして医療機関ではなく特養を選んだのかが聞かれることが多いです。曖昧にならないように具体的に答えるようにしてください。
採用が決まった後何をしたいか、という質問もよくされることがあります。看護師として採用された場合、何をしたいのかをはっきりと伝えます。施設側は長く勤務してほしいと願っているので、今後の目標などを話すと相手の心を掴めます。
特養では高齢者に接する時間がほとんどになるため、これまでの仕事上の経験を聞かれることもあります。例えばどんな成功経験があるか、どんな失敗をしてしまったことがあるか、といった質問です。他にも高齢者と接することについてどう感じているか、高齢者と過ごすことにストレスを感じないか、といったことも聞かれるかもしれません。